産業保健⑨～復職の流れについて～
今日は寒かったですね。 今日は不幸にも病気で休まれた方の復職についてです。 基本は病気が治癒してから復職するのが一般的で一番理にかなってます。 しかし、うつ病などのメンタル疾患は、治療だけで100%病前の状態に戻るのは難しいという特徴があります。...
View Article産業保健⑩～仕事のパフォーマンス評価～
今週もお疲れさまです、自分。 今日は仕事のパフォーマンス評価についてです。 主観的な評価と他人からの評価があると思います。 健康で平均的な能力の人であれば、100%の仕事を100%の結果で働くのが最も理にかなってます。...
View Article産業保健11～疫学の重要性～
おばんです。 今日は珍しく研究が進んだのでハッピーです🎵 今日は疫学についてです。 そうです、感度、特異度やらあれです。 正直私もまだ勉強中です。 でも必要性はわかります。何と言えばよいのかわかりませんが、産業保健は産業衛生学でもあります。衛生学です。つまりは、職域の公衆衛生です。衛生を維持するには、疫学の手法は必須です。 いま、clinical...
View Article産業保健12～産業医の専門性～
いつの間にやら3月。早いですなぁ。 今日は産業医の専門性についてです。 例えば内科の先生なら内科認定医やら、循環器専門医とか学会の認定があります。 産業医は、医師免許があるだけではなれなく、所定の講習会などの単位を50単位（1単位＝一時間）集める必要があります。それで、産業医として専門性を持ちます。...
View Article産業衛生13～就業規則～
ども。研究日にひたすら論文を読む毎日です。 今日は就業規則のお話。 なんだそれと思う方も多いでしょう。 ま、国でいったら憲法みたいなもので、会社員が守る大原則が書いてあります。 迷ったらこれに立ち返ればよいのですが、正直いろいろなケースを想定していない場合が多く、メンタルヘルスや復職の際、ごちゃごちゃになる場合が多いです。...
View Article産業保健14 ～臨床医学との相違点～
お疲れさまです。雨がコンコンと降っています。 今日は、いわゆるお医者さん業務の臨床医学との相違を述べたいと思います。 まずは、病院は患者と医師間で治療契約をして、合意のもと治療をする場です。あくまで、個人で治療が目的です。 それに対して産業医は会社と労働者とは違う第３者的立場で、労働者の健康情報をもとに、就労に関し意見を述べる立場です。...
View Article産業医の新たな試み
ども。やはり朝は仕事が進む。先日嘱託産業医を勤めている会社から新たな店舗の産業医業務の追加依頼がありました。おそらく引き受けますが、このときはチャンスなためちょっと条件をつけます。といっても給料上げろではなく、本社との連携をもっとしたいといいました。でも嘱託って結構難しい。専属は基本会社にいるためやはりスピードが違う。嘱託は基本いないので、ある程度先手を打って予想しなきゃいけない。でもその限りある感...
View Article特殊健康診断
さて、また朝です。おじいちゃんまっしぐら。今日は特殊ですね。前回、健診の一般的な話をした際に、一般定期と特殊があるといいました。一般定期は正直生活習慣病、いわゆる私病をターゲットにして、最低限の健康チェックをしているイメージですが、特殊はちょっと違います。いわゆる産業医の独壇場です。まあ、職業病の早期発見目的です。職業病って言っても、ものすごくあり、一口に言えず、工場や企業によってどの職業病が起こり...
View Articleうつ病などへの私なりの見解
おはようございます。朝もはよから今日の仕事の資料作ってます。うつ病。非常に増えてます。どうしたもんでしょ。というのが国の姿勢。自殺者、最近は減りましたが、本当に自殺対策が効果あったのでしょうか？うつ病ってなんでしょ？気が弱い人がなる？そんなの本当の病気じゃないという偏見。根強いですね。でも増えている？よくわかりませんが、体調不良を訴える労働者は増えていますね。労働は健康の上に初めて成り立ちます。精神...
View Article巡視
おはようございます。早朝仕事がもう習慣となった私です。今日は巡視について。前書いてるはず。今日はもう一歩進んで。巡視＝回診と思います。産業保健職の実力や姿勢は巡視を見れば一目瞭然ですな。職場にお邪魔させていただくのです。仕事の場に全く生産性のない素人が行くのです。そして口うるさいことばかり言えば嫌われます。道理が通っていればいいですが。。今の工場3年目でやっとある程度現場の人と話し込むことができるよ...
View Article安全衛生委員会
久しぶりに書きます。いかんなあ。やはり忙しいいいわけではだめだ。改善しなければ。今日は安全衛生委員会。まあ会議です。月1回です。ほぼ義務です。大事です。まあ産業保健職のアピールの場でしょう。でも生半可な知識経験で臨むと返り討ちにあいます。そうです、仕事については向こうはプロです。安全もたいていプロがいます。じゃあ、僕らは衛生、つまり医学知識面で勝負するしかない。そのうえで、安全、業務方法についてどこ...
View Article私傷病について
おはようございます。なぜこんな通常仕事の時間にネットしているかというと、ついに私が倒れました。いや、気管支ぜんそくで。小児喘息治ったと思ったのに。専門医よりしばらく出勤停止くらい、ステロイド吸入はもちろん、内服までして大学にこもってます。で、私傷病について。なんだそれって思いますよね。労災じゃないものを全般的に私傷病でいいのかな。仕事に起因しない自己の病気。会社用語ですね。まあほぼこれで休みますよ。...
View Article真の自殺対策とは
うーむ。この数字みていろいろ思いはあります。一般的な自殺者数。うつ病などのメンタルもありますし、経済家庭問題。いろいろです。しかし、自殺は防ぎたい。どうすればいいんでしょ。少なくとも都道府県とかで分けてなんか意味あるのかな・・・政府としては減っていることをアピールしたいのでしょうが・・・私は自殺まで追い込む仕組みが問題と思います。実際面談で自殺を考えた、未遂の人と接すると、本当にその状況が悪い。病気...
View Article腰痛の教育資料作り
早朝より来週の嘱託産業医している講義資料準備しています。腰痛についてです。いろいろ盛り込みすぎてもいけないしでもシンプルすぎるとそっけない。まあイラストいれて印象にのこるようにしたし、問題も入れたし。いわゆる慢性腰痛であればこんなもんかと。腰痛の訴えは多いですね。みんなあきらめている（笑）整形外科医も接骨院もTVも健康雑誌も言ってることバラバラですしね。私は正直姿勢だと思いますよ。あらためて学生時代...
View Article特殊健康診断の就業判定
どうも。さて特殊健康診断の結果が届き、ひたすら判定する日々。書類にひたすら判定。ほぼ正常と書くだけですが、たまに再検とか。特殊健康診断えーと、有害業務をしている人にかせされる年2回の特殊な健康診断。騒音職場ならちょっと細かい聴力検査。有機溶剤なら尿検査や血液検査。VDTなら視力とか。振動なら、温痛覚やら。まあ、慣れるまでちょっとめんどくさいですが。産業医3年もやれば楽勝かと。判定区分 A B C R...
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